みるく動物病院
 
 
  3月の臨時休診のお知らせ

3月10日(日曜日)
   24日(日曜日)

は休診となっております。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします
 
     
   
       
 
   
        
 令和6年度狂犬病接種のご案内    

令和6年度狂犬病接種が始まりました。
生まれてはじめての狂犬病接種時には京都市への登録が必要です。
(マイクロチップ未装着での登録希望の方は登録料 3600円
(マイクロチップ装着済みの方は登録料不要))

狂犬病接種と 届け出手数料 3400円

登録がお済みの場合は、保健センターからオレンジ色の封筒が届いていると思いますので
そのまま 当院へお持ちください。

京都市以外に登録されている場合は、狂犬病接種(2750円)後に
狂犬病接種済書を発行しますので最寄りの保健センターへお持ちいただき
京都市への住所登録変更を行ってください。

※当院に初診の方は、別途初診登録料1370円がかかります。
   
  
 健康の維持のために
 定期的な病院での健康診断(血液検査、画像診断)も大事ですが
 それ以上に重要なのは、最低限日常的に朝晩の食欲有無の確認をしていただくことと、御自宅での体重管理が最も重要です。
最低限 毎月1回は体重をはかりましょう!(慢性疾患・持病があるワンちゃん猫ちゃんに関しては、毎週もしくは毎日でもいいかもしれません)できれば記録を残していただけるとさらに良いことです。
 急激な体重減少の発見は、病気の早期発見・早期治療にもつながります。

   
 
   <デンタル>歯科治療に関して  当院では日本小動物歯科研究会レベル4認定の獣医師が 診察しておりますので どうぞ歯科に関してお任せ下さい。
      歯にぐらつきがない場合でも、歯根の状態によっては、抜歯したほうがいい場合もあります。スケーリングだけではなく 状態の悪い歯を抜歯をすることにより、深い歯周ポケットや、歯根部の病巣を放置することによる細菌数の増加、口腔内環境の悪化を防ぎます。そのためには、プローブによる歯根部の細かな診察や歯科用レントゲンによっての歯根の状態の診察が必要になります。
 
   
     歯周病によるレントゲン透過性の亢進。歯根部の骨吸収。  
   
     歯周病によるレントゲン透過性の行進。歯根部の吸収に加えて歯槽骨全体が水平吸収されている。  
       
 
   歯が折れた!!  
    歯が折れた場合、特に破折面から出血している場合は、破折か所を治療しなくてはなりません。そのまま放置すると歯の根元が化膿し歯自体がだめになってしまう可能性があります。  
 
     歯冠の修復  
       
     上顎第四前臼歯(108)の破折。露髄はしていない。
下顎第一後臼歯(409)も先端が欠けている。
この奥歯2本が欠けたり割れやすい歯です。
特に固いものを噛ませると破折することがあります。
  幸い露髄(歯髄が露出する)は起こしておりませんので、歯髄までの距離があれば様子を見るかこのようにセメントで保護することも可能です。
 露髄があれば、いわゆる神経を抜くというよな歯髄処理を行い、樹脂の詰め物をしたうえでセメントをかぶせる処置が必要となります。根尖の状態が悪ければ抜歯となります。
   
     
     
     
     
     
 
     露髄を伴う破折の修復      
       歯の中には、神経や血管等の歯髄があります。破折をするとこれが出てきます。8歳以上になると根管が狭くなってきますから感染を起こす可能性が低くなりますので経過観察も、一つの選択になってきます。それより若い場合は、神経を抜く歯内治療を行います。    
       @ファイルを挿入し根管の長さをレントゲンにで確認します。その後、神経を抜いて、根管内を掃除、拡大を行います。
   
      A根管内をシーリングし、樹脂を充填してからセメントで固めます。根管が充填されていることを確認。    
       B表面を研磨機でココアバターを使用して磨きます。    
           
     歯が折れた場合、当院では獣医学領域ではまだ新しい垂直加圧充填Ni-Tiファイルによる処置を行うことができます。従来の方法よりも正確で速く美しい窩洞の作成や より緊密に樹脂の充填が行えることにより、ワンちゃんの麻酔時間の短縮ができると考えております。    
         
         
         
         
         
     〈症例)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    
     
症例1

症例2
   
     
症例3

症例4
   
     
症例5
 
症例6
   
     
症例7
 
症例8
   
     
症例9
 
症例10
   
     
症例11
 
症例12
   
     
症例13
 
症例14
   
     破歯細胞性吸収病巣      
     猫ちゃんの虫歯様病巣。正しい名前は、破歯細胞性吸収病巣です。ワンちゃんや猫ちゃんは口腔内の条件が虫歯菌の生育には適しておりませんので、通常虫歯にはなりません。つまり、猫ちゃんの破歯細胞性吸収病巣は、正確に言うと本当の虫歯ではありません。通常は歯と粘膜の境目にできることが多く歯を壊す細胞により、歯が溶けていきます。保存修復をおこなっても最終的に歯を抜くことになることが多い病気です。
(この症例はステージ3〜4のため抜歯しました。
   
     破歯細胞性吸収病巣の分類 ステージ1
浅い損傷で修復可能。
ステージ2
やや深めの損傷だが歯髄(神経)には達していない。修復可能。
ステージ3
吸収が歯髄(神経)に達しており、抜歯適応。
ステージ4
歯が1/2〜1/3壊れており、歯の根元が顎の骨に癒着。抜歯適応。
ステージ5
レントゲン上、歯の根元しか痕跡が残っておらず、歯の根元も吸収され顎の骨に置換されている。この場合は、無治療。
歯根が残っている場合は、抜歯適応。
   
           
    <皮膚科>    アトピー(環境性 その他のアレルギー) 食事性アレルギーの疑いがある場合は、以下のような問診が有効です。しつこい赤み 痒みがある場合は、是非試してみてください。    
         
         
           
    高齢猫ちゃんのお話    
      ”最近、歳をとったせいか、なんだか動きが悪くなってきたな”ってことがないでしょうか。以下のような症状があれば一度ご相談ください。老化性の変形性関節疾患、腰椎仙椎接合部の変形性脊椎症などレントゲン検査のみで診断できることもあります。

   
            
    高齢ワンちゃんのお話    
     ”最近、歳をとったせいかボーっとしてたり 逆にずっとうろうろ歩き回ってるのだけど。イヌに認知症なんてあるのかしら?”と、疑問に思われている飼い主様。以下のようなデータがあります。
 逆の 考え方として、12〜15歳 までであれば 認知症は グレーゾーン。MRI検査を検討されることも一つの選択であると考えております。
   
         
         
   
  
  
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