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歯石について |
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食べ物や、体質にもよりますが早い子で2〜3才位で歯と歯肉の境目に歯石が見られるようになってきます。歯周病や口臭の原因にもなり、進行した場合、歯のぐらつき・顎の骨が融ける・細菌感染による全身への影響がでる可能性もあるので、最近気になると思われた場合は一度相談下さい。
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目をしょぼつかせたり、細めたりしている |
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目のしょぼつきや白目がまっ赤になっている等の症状が片眼の場合と両目の場合があります。両目の場合は、アレルギー性疾患やその他全身性の病気からきていることもあります。片眼の場合は、その眼自体に問題が出ていることが多いです。例えば 角膜に傷が入ってる場合もありますし、眼を細めたりするだけでなく元気・食欲がない場合は、眼の中の水分が多くなってしまういわゆる緑内障のこともあります。
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乳腺の並びにグリグリしたできものがある |
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避妊をしてないワンちゃん、猫ちゃんで乳腺の並び上にグリグリしたできもの(米粒、小豆大のものから5cmを超えるものまで)がある場合は乳腺腫瘍である場合が高く、ワンちゃんの場合は良性から悪性まではばが広いのですが、猫ちゃんの場合は特に悪性が多くを占めていると考えられますので早目のご来院をおすすめします。
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耳掃除をしてもすぐに汚れる。 |
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通常は、頻繁に掃除をしなくてもひどく汚れることはありません。体質によっては、脂漏体質(油状の耳垢が貯まりやすい)のこもいますが、それ以外では耳に何か問題がある場合も多いので、汚れがひどい、その他痒みがある、臭いがひどい場合は、一度ご来院下さい。 |
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避妊・去勢について |
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ワンちゃん、猫ちゃんの避妊・去勢手術は生後6ヶ月から行ってます。手術を行うと一生仔どもは作れなくなります。しかし、避妊・去勢により性ホルモンから解放されたワンちゃん、猫ちゃん達は平均寿命がやや延びるようですし、性ホルモン・生殖器にに関連する病気を防ぐことができます。
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内視鏡について |
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内視鏡には、消化器、気管支、腹腔、胸腔内等を見るタイプのものがありますが、特に消化器に用いるタイプのものは、いわゆる胃カメラと呼ばれるものです。
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尿路結石 |
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気温が下がってくると、飲水量が減ってくるためにおしっこが濃くなり易くなります。そのため結石の元になる結晶ができやすくなり、その刺激により膀胱炎、尿道炎を引き起こしやすくなります。さらに、ワンちゃん猫ちゃんで特に男の子は、尿道に結石や結晶が詰まりやすいことにより おしっこが出なくなり、尿毒症を引き起こすことがあります。最悪では命に関わることがあります。特にドライフードを食べてる子に多いようです。トイレに何度も行く、がんばってるのにおしっこが出ていない、血尿が出ている、それに加えて嘔吐・食欲不振がある等の場合は、病院の方へ相談または来院下さい。 |
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フィラリア感染予防 |
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フィラリア感染症は蚊から感染し、心臓に糸状の虫が住みつき重い心臓病を引き起こします。
蚊の発生1ヶ月後の5〜6月から、蚊の終息1ヶ月後の11〜12月まで月1回の飲み薬の投薬により予防できますので、きちんと予防しましょう。
毎年、最初の投薬をする前に 安全に薬が投薬できるか簡単な血液検査を行いますので、ワンちゃんも一緒に来院して下さい。なお、毎年の予防がきちんとされてない場合は、より詳しい検査が必要となります。
また、お薬は体重によって大きさが変わってきますので、1才未満のワンちゃんは毎月の体重測定が必要になることもあります。 |
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血液検査では何を調べてるのでしょうか? |
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血液検査とは、血液を採血して成分を調べる検査です。
それにより、視診や触診、聴診、体温検査、または、稟告で分からない異常箇所の発見や 異常と思われる箇所の裏付けをとります。
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レントゲン検査と超音波(エコー)検査はどちらも白黒ですが、検査の違いはなんですか? |
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どちらも白黒画像ですが、全く同じ写り方をしているわけではありません。
よって、見え方もかなり違ってきます。
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ワンちゃんの乳腺腫瘍は約半数が良性、残り半数が悪性といわれてます。悪性にも程度がありますが、さらにその半数が特に悪いものと考えられます。
悪いかどうかというのは、簡単に言うと命にかかわるかどうか、術後に再発しやすいかということですが、予後(生存や消失期間の予測)を左右する見ための状態として、腫瘍の大きさ(3cm以上)、腫瘍の可動性(腫瘍が下の組織とくっついている)、腫瘍の潰瘍形成などが関係してくるようです。
しかし、小さいもので可動性があってもすでに肺への転移が認められるものもあります。
一方、ネコちゃんの乳腺腫瘍は、70〜90%が悪性でそのほとんどが特に悪いものと考えられますので、乳腺のならび上にできものがある場合は、早めに摘出手術・病理検査をされることをお勧めします。術後の予後として、直径が3cm以上の腫瘍があったネコちゃんの生存期間は平均6カ月、2〜3cmでは平均2年、2cm未満では平均3年と報告されています。
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去勢・避妊を行うことにより平均寿命が延びるだけでなく、ホルモンに関連する疾患、たとえば、ワンちゃんにおいて女の子では、乳腺腫瘍の発生率や卵巣の異常、子宮蓄膿症の発生を抑えることが期待できます。男の子では、中年齢以降での発生が多くなる前立腺疾患とそれに伴う排尿異常、肛門周囲に発生する腸ヘルニア、肛門周囲に発生する肛門周囲腺腫と呼ばれるできもの等の発生を抑えることが期待できます。
特に乳腺腫瘍に関しては、最初の発情前に避妊を行うことにより発生率を0.05%に、二回目まででは8%、二回目以降では26%にまで抑えられると言われてますのでこの発生率に関しては、なるべく早く避妊されることが効果的と思われます。ネコちゃんにおいても未避妊のネコちゃんは避妊済みのネコちゃんと比べると発生しやすい傾向にあるといわれています。
しかし、避妊・去勢をすることによりやや太りやすくなるようですので、食事の量を変更しなければならなくなるかもしれません。
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<デンタル>歯科治療に関して |
歯にぐらつきがない場合でも、歯根の状態によっては、抜歯したほうがいい場合もあります。スケーリングだけではなく 状態の悪い歯を抜歯をすることにより、深い歯周ポケットや、歯根部の病巣を放置することによる細菌数の増加、口腔内環境の悪化を防ぎます。そのためには、プローブによる歯根部の細かな診察や歯科用レントゲンによっての歯根の状態の診察が必要になります。 |
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歯周病によるレントゲン透過性の亢進。歯根部の骨吸収。 |
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歯周病によるレントゲン透過性の行進。歯根部の吸収に加えて歯槽骨全体が水平吸収されている。 |
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歯冠の修復 |
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上顎第四前臼歯(108)の破折。露髄はしていない。
下顎第一後臼歯(409)も先端が欠けている。
この奥歯2本が欠けたり割れやすい歯です。
特に固いものを噛ませると破折することがあります。 |
幸い露髄(歯髄が露出する)は起こしておりませんので、歯髄までの距離があれば様子を見るかこのようにセメントで保護することも可能です。
露髄があれば、いわゆる神経を抜くというよな歯髄処理を行い、樹脂の詰め物をしたうえでセメントをかぶせる処置が必要となります。根尖の状態が悪ければ抜歯となります。 |
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露髄を伴う破折の修復 |
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歯の中には、神経や血管等の歯髄があります。破折をするとこれが出てきます。8歳以上になると根管が狭くなってきますから感染を起こす可能性が低くなりますので経過観察も、一つの選択になってきます。それより若い場合は、神経を抜く歯内治療を行います。 |
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@ファイルを挿入し根管の長さをレントゲンにで確認します。その後、神経を抜いて、根管内を掃除、拡大を行います。
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A根管内をシーリングし、樹脂を充填してからセメントで固めます。根管が充填されていることを確認。 |
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B表面を研磨機でココアバターを使用して磨きます。 |
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破歯細胞性吸収病巣 |
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猫ちゃんの虫歯様病巣。正しい名前は、破歯細胞性吸収病巣です。ワンちゃんや猫ちゃんは口腔内の条件が虫歯菌の生育には適しておりませんので、通常虫歯にはなりません。つまり、猫ちゃんの破歯細胞性吸収病巣は、正確に言うと本当の虫歯ではありません。通常は歯と粘膜の境目にできることが多く歯を壊す細胞により、歯が溶けていきます。保存修復をおこなっても最終的に歯を抜くことになることが多い病気です。
(この症例はステージ3〜4のため抜歯しました。) |
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破歯細胞性吸収病巣の分類 |
ステージ1
浅い損傷で修復可能。
ステージ2
やや深めの損傷だが歯髄(神経)には達していない。修復可能。
ステージ3
吸収が歯髄(神経)に達しており、抜歯適応。
ステージ4
歯が1/2〜1/3壊れており、歯の根元が顎の骨に癒着。抜歯適応。
ステージ5
レントゲン上、歯の根元しか痕跡が残っておらず、歯の根元も吸収され顎の骨に置換されている。この場合は、無治療。
歯根が残っている場合は、抜歯適応。 |
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